「いかにも2way」にならない工夫

取外し可能なショルダーベルトがついたハンドバッグ、肩掛けできると両手が開いて便利なので好きです。
ショルダーベルトを取り付ける方法として、バッグ本体にＤカンなどの金具をつけるのが王道かと思います。

写真のバッグでは丸カンを取り付けています。
この金具、ハンドバッグとして使用する際には不要なパーツなので、できるだけさりげなく付けたいところです。
このバッグのように、ショルダーベルト不使用時に金具の存在感が残ると「2wayなんです」と主張しているようで少し残念。（もちろん金具がデザインの一部になっている場合は別ですが）

そこで、金具を持ち手の後ろに隠したり、

そもそも金具なしでショルダーベルトを取り付けられる仕様にしたり、

といった工夫をしています。

シンプルなデザインを目指すことで、結果的に風格と品がある仕上がりに近づくような気がしています。