私の鞄づくりは、デザインから製作にいたるまで、すべて一人仕事。量産はできません。
だからこそ一人作業の利点を活かして、量産では採用されない「手縫い仕立て」の鞄を作っています。
手縫いについて考えていることです↓
手縫いかミシン縫いか
世の中で販売されている鞄のほとんどはミシンで縫製されています。 手縫い仕立ての鞄は、限られたハイブランドの一部の商品か、個人ブランドのどちらかではないでしょう...
なお、手縫い=高級仕立てではなく、フォルムの作り方や革の断面の始末など、その他の工程も重要だと認識しています。
しっかりと仕立てた手縫い鞄は抜群の存在感を放ちますが、価格が高いのがデメリット。
だから、特別な日だけでなく日常でも活躍するバッグを作っています。
高くてもたくさん使えばモトは取れます!
日常使いの条件として考えるのは、
・形がしっかりしていて自立すること(デザインによっては自立をあきらめますが。)
・開け閉めが簡単で荷物の出し入れがしやすいこと
・装飾やポケットは最小限で、見た目がすっきりしていること
飽きることなくストレスなく使えるバッグを作っていきます