ふっくらとしたシボが美しい、型押しシュリンクレザー

ふっくらとしたシボが美しい、型押しシュリンクレザー

ふっくら、ふんわり。
柔らかな風合いが特長の革。
不均一な凸凹模様には、どこか温かみを感じます。

この凸凹は「シボ」と呼ばれます。
革には色々な分類がありますが、その一つは表面にシボがあるか無いか。
ちなみに、表面がつるんとなめらかな革はスムースレザーと言われます。

一口に「シボあり」と言ってもその表情は様々です。
こちらの革は一つひとつの凸凹が大きめ。
人工的ではない自然な雰囲気が素敵です。

POINT
コーディネートにすんなり溶け込む、3つのスモーキーカラー
ココアグレー
サンドベージュ
アイスグレー

ご用意したカラーは3種類。

グレー?ブラウン?ベージュ?ホワイト?

どっちつかずな中間色は、コーディネートに自然に溶け込みむのが心強い!

「洋服はばっちり決めたのに、バッグを持ったらなんか変…」
なんて、お出かけ前の「残念あるある」とサヨナラできますよ。

そして、「質感がマット」であることも重要なポイント。
嫌味のないさらりとした表情で、これ見よがしではない品と風格が漂います。

ココアグレー
濃グレー+茶色の円やかな色味

サンドベージュ
薄グレーに温かみのあるベージュをプラス

アイスグレー
オフホワイトに一滴だけ黒を落とした薄いグレー
3色の中では一番明るい印象です

POINT
傷がつきにい!色移りしにくい!遠慮なしに使えます。

革製品を新調したとき、傷ができるのが恐くて、おっかなびっくり使ってしまう…という経験はありませんか?

爪でひっかいたり、ぶつけてしまったり、革によってはほんの些細なことで傷がついてしまいます。
(ただしその傷は経年変化でほとんど気にならなくなりますが)
 

この革は逆なんです。
ひっかいても、針でつついても、どこに傷がついたのかわからない。

実は、バッグ製作で革につける重要な印も、すぐにわからなくなってしまうので苦労しています。
ただし、カッターなど鋭利な刃物には勝てませんのでご注意を!
 

そして、革のお悩みのもう一つが衣類への色移り。
100%大丈夫とは言い切れませんが(無いことの証明はできないので)、この革は色移りの心配は必要なさそう。
淡い色のお洋服の時でも心配せずにご使用いただけます。
ただし、お洋服→革への色移りは普段通りのご注意を。

多少の雨に濡れても、さっと拭けば染みにならないのがうれしいところ。

↓左側が今回使用する革

POINT
革の経年変化は少なめ

革製品を使う楽しみの一つは、「経年変化」
使用に従い増していく色艶を眺めているうちに、製品への愛着も深まっていく…という点が魅力。


(↓経年変化する革の例)

使い始め
鮮やかな黄色の革
左の写真の5年後。
貫禄が出てきました。
もはや傷も気にならない。


一方、今回使用する革は経年変化は少なめ。
ほんのり艶が出てくる程度で、革の色変化はほとんど見られません。

ですので、エイジングを楽しみたい!
という方にはおススメできないのですが、

使い始めの雰囲気を変化させたくない!
という方にはぴったりです。
 

これは私自身が感じていることなのですが…
エイジングする革で作ったバッグの高級感はピカ一!
それだけでコーディネートを格上げしてくれる存在感があります。

でも軽めの装いやキレイめコーディネートのときには「ちょっと雰囲気が重すぎるかな?」と感じることも。
(エイジングすると特に)
できるだけ幅広いコーディネートに馴染むバッグを作りたいなと思い、今回の革を選びました。

POINT
裏地にも本革を使用

裏地は豚革スエード。
バッグの中まで高級感で包まれます。
いつまでもなでていたくなる心地よい肌触りが魅力。

最近は人工皮革や布地でも優れた素材が多いです。
でも、やはり本物にしかない風格と存在感があるのでは?

長い期間ご愛用いただくバッグなので、インナーの素材にもこだわりました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!