母に使ってもらっている生成りヌメ革のショルダーバッグ。

久しぶりに見てみると、あちこちに水シミが…。

実はこのバッグ、使い始めに防水スプレーはかけていたものの、その後はノーメンテ。
そもそも「血筋や傷がかなり目立つヌメ革」で作ったので、もともと美肌ヌメではなかったのですが…
やはり人工的な水シミは気になるもの。
そこで、お手入れで消すことができるか試してみました。
数週間~数カ月は経過していると思われる水シミです。
まずは水拭き
今回試した方法は、「柔らかい布で水拭きする」だけ。
ボタボタにするとちょっと怖いので、少し湿らせた程度です。
よく、「ヌメ革に雨染みが出来てしまったら、濡らして硬く絞った布で表面を拭いて馴染ませる」と聞きます。
ただ私の経験上、「優しくなでる」程度では、シミはびくともしないという印象。
なので、「やや力を入れてこする」くらいの気持ちで拭いています。
もちろん強くこすりすぎると革を傷める可能性もあるので、そこは様子を見ながら慎重に。
お手入れ後の革表面の様子↓
お手入れ後、水シミは完全には消えなかったものの、気にならない程度に目立たなくなりました。
水拭きは「バッグ全面」ではなく、「水シミが気になる部分」だけだったので、そこだけ革の色が濃くなってしまうかも?と心配でしたが、見たところ、水拭きによる色ムラはそれほど出ていないようです。
防水スプレーを使っていない革でも試してみる
ちょと気になるのは、今回のバッグは使い始めに防水スプレーを使っていたこと。
そのことが水拭き後の仕上がり(水拭きによる色ムラが出なかったこと)に関係しているのかも?と思い、防水スプレー不使用の同じ革でも試してみました。
水シミは薄くなりましたが、水拭きした部分の革の色は若干濃くなりました。
とはいえ、この程度なら経年変化で目立たなくなりそうです。
水拭きの後は保湿も忘れずに
水拭き後に放置すると革が硬くなってしまうことがあるので、保湿が必要です。今回はローションタイプの保湿剤を塗って、馬毛ブラシでブラッシングをして終了しました。
まとめ
ヌメ革についてしまった水シミは、水拭きで馴染ませると目立たなくなりました。水シミができてから時間が経った場合でも効果はありそうです。
とはいえ、一まとめにヌメ革と言っても革によって性質はさまざま。
たとえ同じ革でも、使い始めなのか、経年変化が進んだ後なのかによって事情が変わってきます。
何をするにも、目立たないところでテストすると安心です。
-おまけ-
実は当初、保湿代わりにコロニルのレザーソープを使っていました。フォームタイプなので塗り広げやすく、ヌメ革につかってもムラにならない(あくまで私の経験上)ので、重宝しています。
しかし、ふとコロニルの公式HPでレザーソープの紹介ページをのぞいてみたところ、保湿については言及されていない…どころか、「ヌメ革にはお使いいただけません」の一文が!
気になったので、問い合わせしたところお返事をいただきました。
残念ながらレザーソープに保湿効果がないことが判明しましたが、さっぱりして手触りもよくなるので気に入っています。
参考までにレザーソープを使った動画を掲載します。
ヌメ革のお手入れについてコロニルの公式HPにとても分かりやすく掲載されていました。おすすめです!
