この度はご購入いただきありがとうございます。
こちらでは私がオススメするお手入れ方法についてご紹介します。
革製品のお手入れについては色々な考え方があり、
「絶対にこの方法で!」
というものはありません。
人間のスキンケアと同じで、
試行錯誤しながらご自身にあった方法を見つけてください。
このページでは、
『タンニン鞣し(なめし)革のお手入れ』
についてご紹介します。
\ご興味ある方はこちらもどうぞ/
お手入れ方法
- STEP① ブラシでホコリを落とす
- SREP② 防水スプレー
- STEP③ 栄養クリームを塗る
- +アルファ 水拭き
ブラシをホコリを落とします。
おすすめは馬毛ブラシ。
もしお手元になければ、ぜひ用意していただきたいです。
お手入れそんなに頑張るつもりがないー!
という方は、柔らかい布で拭いていただいても〇です。
でも、やはりブラッシングの方が細かいところまでお手入れできて便利です。
起毛しているスエードなど、ブラシをかけると毛並みが整います。
そして、起毛していない革の場合も、心なしか、ブラシをかけることで表面が整う気がします。
私が使用している馬毛ブラシ↓
ブランド名は失念しましたが、5年前に東急ハンズで1,500円程度で購入しました。
amazonで「馬毛ブラシ」で検索すると1,000円~2,000円程度で販売されています
少し前まで、
「防水スプレーって、革の表面をラップするんでしょ?パリパリになりそう」
と思っていたのですが、
最近は、素材に浸透して防水効果を与えるものが主流(フッ素系の防水スプレー)
革の風合いや通気性をそのままに、水や汚れの浸透を防いでくれます。
ただし、防水スプレーは
・屋外使用が原則 (吸い込むと呼吸困難になることも)
・スプレー2度がけが原則(スプレー⇒乾燥⇒スプレー⇒乾燥)
なので、手間を感じる方もいるはず(←私)
そういう方は撥水効果のある栄養クリームを使用するのもおすすめです。
STEP3でご紹介します。
クリームを与えることで革に栄養を与え、柔軟性を保ちます。
乾燥からのひび割れを防ぐ効果があります。
クリームを塗ると一般的にツヤが出ます。
ツヤ感を抑えたい場合は注意してクリームを選びましょう。
ところで、巷では「革クリームはハンドクリーム・乳液で代用できる説」があります。
これについては何とも言えないのですが…、
「乾燥した状態で放置するよりは、ハンドクリームを塗った方がいいかも?」
という印象です。
ちなみに、ニベアの青缶のように、塗ったときに肌に白く残るような堅めのクリームはNGです。
普段手で触ることが多い小物や、バッグの持ち手などは手垢が付きやすい状態です。
放っておくと黒ずみの原因にもなりますので、時々水拭きをしてあげるとさっぱりします。
水拭きの注意点
- 水にぬらして固く絞った布を使用する
- 乾燥の原因になるので、水拭き後には必ずクリームを塗ります。基本の手順に沿ってお手入れする場合には、防水スプレーをかけるまえに水拭きするとよいです。
表面がマットな革のお手入れについての注意点
防水スプレーや栄養クリーム・ローションでお手入れをすることによって、革の表面にツヤ感が出ます。
ですので、「マットな表情を長く楽しみたい」と言う場合は注意が必要です。
なお、クリーム等でお手入れをしない場合でも、使用していくにつれツヤのある表情に変化します。経年変化はタンニン鞣し革の特徴です。
↓参考:新品の状態に栄養クリームを塗った時の変化
クリームを塗ると色艶が増します

↓参考:新品の状態に防水スプレーをかけた時の変化
多少テカリがでます
(ご参考)私だったらこんな風にお手入れします
\私はこんな考えです/
- ブラッシングは好き!こまめにかけます
- 防水スプレーは苦手!できるだけ使いたくない…
- なので、撥水効果のある栄養クリームで定期的にお手入れします
ツヤのある革の場合
使い始めに栄養クリームをごく薄く塗り、表面をコーティングします。
日常のお手入れはブラッシングまたは乾拭きで。
表面の様子をみながら、水拭き+クリームでお手入れします。
ツヤ感の無い革の場合
何も塗らずにそのまま使い始めます。(マットな表情を楽しみたい!)
ただし、とても無防備な状態なので、バッグなら雨の日は絶対に使いません。
小物なら、バッグの中に入れる時は汚れが付かないよう気を付けます。
日々のお手入れはブラッシングまたは乾拭きのみで済ませます。
使い始めて数週間も経つと、表面にツヤ感が出てきて、傷や染みが付きにくくなってきます。
そして、初めの頃よりに比べて扱いが雑になっているはず…(よい意味で!)
この辺でクリームによるお手入れを開始します。
カビには要注意!
カビは一度生えてしまうと本当に厄介です。
キレイに取り除いたと思っても、ふとした時にフワフワと出てくる…(体験談)
しつこい存在なので、「絶対にカビだけは生やさない!」という気持ちで管理しましょう。
・なるべく風通しの良い場所に保管する。
・長期間使用しない場合でも、月1~2回は様子を確認する。
ついでにブラッシングをしてあげるとgoodです!
最後に
こちらのページで紹介した内容はあくまでも現時点で私が思うお手入れ方法です。
お手入れ好きな方もそうでない方も、ぜひ自分にぴったりのお手入れ方法を見つけてくださいね。
このページも随時更新していく予定です。
とにかく、カビだけには気を付けてくださいませ!